女性は生理が来るたびに憂鬱な気分になりませんか?
生理痛がつらい、気分が落ち込む、イライラしてしまう、倦怠感など
これらの症状に悩む人はとても多く、女性でしたら一度は経験したことがあると思います。
今回は炭酸泉を使って生理症状を和らげる効果を紹介したいと思います。
まずは生理痛の原因を見ていきましょう。
生理痛の原因
・生理中に分泌されるプロスタグランジンというホルモン
・血行不良
・ストレス
この3つが主な原因として挙げられ、炭酸泉を使うとこれらの症状の改善や緩和が見込まれます。
生理中に分泌されるプロスタグランジン
生理前から生理の間に女性の身体の中では『プロスタグランジン』というホルモンが分泌されます。
このプロスタグランジンは子宮を収縮させ、子宮内膜を経血として外に押し出す働きをします。
また、生理中の頭痛や腰痛も、このホルモンが原因です。
ですが生理中であっても生理痛などに悩まない女性もいます。
生理がある女性では必ず分泌されるホルモンですが、何故、つらい方とつらくない方に分かれるのでしょうか?
この違いは『血行不良』に関係してきます。
血行不良
女性に特に多い冷え性ですが、皆様も知っての通り血行不良が原因です。
この血行不良により、分泌されたプロスタグランジンが子宮内に留まり、なかなか排出されないため痛みが長く続いてしまいます。
また、プロスタグランジンは長時間留まることにより痛みが強くなる性質もあります。
ストレス
ストレスが過度にかかると、ホルモンバランスを崩してしまい生理中の痛みの増加につながります。
痛みが強くなることから、さらにストレスを感じてしまう悪循環を引き起こしてしまいます。
なるべくストレスを溜めないよう改善策を考えなければいけません。
炭酸泉の改善、緩和の効果
これらの原因の改善や緩和に炭酸泉の特徴である血行促進が役に立ちます。
まず、ホルモンによる影響や冷え性には血行を促進し身体を温めることで症状を軽くすることができます。
血液の循環を良くすることで、子宮にとどまっていたプロスタグランジンが排出され、さらに身体が温まることによりの分泌が緩やかになり、生理痛の痛みや生理症状が緩和されます。
また、血行促進は冷え性の改善にもつながりますので女性にとっては良いことがたくさんあります。
この血行促進はストレスの改善にも大きな効果を発揮します。
自律神経である交感神経と副交感神経ですが、何らかの原因で交感神経が活発になり常に緊張状態になることをストレスといいます。
このストレスを緩和させるためには副交感神経に働きをかけリラックス状態にしなければいけません。
血行促進は身体を温めることで副交感神経を刺激しリラックス状態を保つようになりますのでストレスを緩和させることができます。
身体を温めるだけで痛みの強さや症状は軽くなります。
生理痛や生理症状の原因は様々ですが、まずは炭酸泉で身体を温めてみてはいかがでしょうか?