人工炭酸泉療法が有効であった閉塞性動脈硬化症

【概要】

症例は48歳、透析歴9年の女性。

97年に間欠性跛行症(運動中に下肢の筋肉に激痛を覚え運動が困難。歩行を中止もしくは安静にすればもとに戻る状態)が出現する。
また、左跛潰瘍、安静時疼痛も出現した。

そのあと両趾、踵腫瘍増悪と疼痛のため歩行困難になり車いすにて病院を受診し、
病院で両下腿動脈が完全閉塞を確認した。

治療として人工炭酸泉足浴を約3ヶ月間、連日10分×2回行った。

【結果】

入院1ヶ月後より、潰瘍の縮小、疼痛の緩和を認め、
3ヶ月後には潰瘍はほぼ消失し、独歩にて退院になった。

文献 〈人工炭酸泉療法が有効であった下腿動脈完全閉塞を有する閉塞性動脈硬化症(Fontaine Ⅵ)の症例〉


著者 横家正樹、鳥山高伸 他  偕行会名古屋共立病院 循環センター 内科

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