ワンちゃん、ネコちゃんに多い皮膚病に膿皮症があります。
膿皮症
表面性膿皮症・・・表皮に発症した症状
表在性膿皮症・・・毛包(被毛を作る部分)に発症した症状、
深在性膿皮症・・・毛包全体、真皮、皮下組織に発症した症状
原因
原因は様々ですが、ほぼブドウ球菌によるものです。
傷ができ、そこを掻き毟ることで角質自体が傷つき、そこに細菌が入って化膿します。
皮膚のシワの間が不衛生のままになり菌が繁殖してしまった状態や、寄生虫やウイルスにより発症することもあり、また原因不明もあります。
症状
・痒み
・膿がでてくる
・脱毛
・色素沈着
・粘膜がただれる
・発熱
ひどくなると、かゆみが痛みに変わり足に発症すると歩行困難になることもあります。
治療
表面性膿皮症の場合は、症状が出ている部分に殺菌消毒剤と温水を混ぜたものを当てます。
痒みや痛みに対して効き、同時に血行促進を促し新陳代謝を高める目的です。
表在性膿皮症、深在性膿皮症の場合は薬の投与で抗生物質を使います。
また、ノミ、ダニや、内部に寄生虫がいないかも確認し必要な場合は処置します。
被毛が長い場合などは皮膚の湿度を考慮して短くしたり、ブラッシングを毎日するなど
日常的に皮膚や被毛の手入れが必要です。
膿皮症はよく発症しやすい病気として上げられます。
ワンちゃん、ネコちゃん関係なく発症しますが特にワンちゃんに多い病気です。
普段からの被毛や皮膚の状態をみて、清潔でいることが大切になります。
炭酸泉は血行促進効果で発症してしまった部位の再生や、
かゆみ、痛みの緩和、予防として使うことができます。
また、発毛効果も期待できますので病気により被毛が抜けてしまった場合も対処できます。
薬と併用し炭酸泉を使う方が多く、薬の相乗効果も期待できるのではないかと思います。
ワンちゃん、ネコちゃんに安全に治療したいからこそ、炭酸泉の力を試してみませんか?