お風呂での炭酸効果を楽しみたいとき、皆様は何を思い浮かべますか?
炭酸バブなどの入浴剤、好きな香りや色で作れる自作炭酸ボム・・・など
たくさんありますが、自宅で簡単に高濃度の炭酸泉を楽しめる炭酸泉装置というものをご紹介いたします。
人工炭酸泉装置とは
人工的に炭酸泉を作ることができる装置です。
主に病院や福祉施設、ヘアサロンやエステサロンによく使用されます。
病院や福祉施設だと炭酸治療やリハビリなど医療の分野に使用され、ヘアサロンではヘッドスパ、ヘアケア、エステサロンではリフトアップフェイシャル、ボディリラクゼーションなどの美容分野で活躍しています。
実際に効果があると広まり、自宅でも簡単に実感できる自宅用炭酸泉装置が開発されています。
選ぶ際のポイント
いざ、炭酸泉装置を使おうにもどのようなものがいいか悩みますよね。
いくつか選ぶ際のポイントをお伝えしたいと思います♪
購入かレンタルか
ほとんどのメーカーは購入がメインですが、レンタルを実施しているメーカーも存在します。
初めて炭酸泉装置を使用される方や、購入になると一度にかかるコストが高くなりますので、なるべく費用を抑えたい方、購入した際の故障などの保証リスクを少なくしたい方にはレンタルがおすすめです。
工事
炭酸泉装置は工事が必要な場合があります。
工事をするともちろんその分金額は高くなりますし、賃貸などリフォームができないお宅になると使用できません。
工事が必要か不要か確かめておきましょう。
炭酸濃度
炭酸泉とは、炭酸ガス(二酸化炭素)が溶け込んだお湯のことをいいます。
中でも効果が認められるのは炭酸ガスが1000ppm以上溶け込んだ高濃度炭酸泉だけです。
温泉施設などではこれを療養泉と呼びます。
炭酸泉装置のすべてが1,000ppmの高濃度炭酸がでるとは限りません。
選ぶ際に炭酸濃度がどれだけ出せるか調べておきましょう。
シャワーは使えるか
装置の中には炭酸泉でシャワーで使用することができないものがあります。
ワンパスタイプのほとんどはシャワーも使え、シャワーから出る炭酸泉を浴槽に溜めることができます。反対に循環タイプはシャワーが使えないものがほとんどです。
シャワーが使えると自宅でのヘアケアやフェイスケアが簡単にできるので、選ぶ際のポイントになるでしょう。
炭酸泉装置の種類
炭酸泉装置には大きく2つのタイプに分けることができます。
ワンパスタイプ
給湯器やシャワーの水栓にホースを繋ぎ、炭酸泉装置にお湯を流して二酸化炭素を溶け込ませることで炭酸泉を生成する仕組みです。
シャワーから炭酸泉が出るので顔や頭に掛け、フェイスケア・頭皮ケア・ヘアケアを楽しむことができます。
シャワーでお風呂に溜めることもできますので、自宅で炭酸泉浴もできます。
比較的循環タイプに比べると費用を抑えることもでき、またお湯が出た瞬間から高濃度炭酸泉が出ますので炭酸濃度を上げる時間がいりません。
ワンパスタイプは自宅で楽しむには適しているタイプです。
循環タイプ
浴槽に溜めたお湯を装置で循環させながら炭酸の濃度を上げていくタイプです。
追い炊きのように徐々に炭酸濃度が上がる仕様になりますので、濃度が高まるのに多少の時間がかかってしまいます。
200リットルだと約30分で1,000ppmの濃度まで上げることができ、時間が経って炭酸濃度が落ちた場合でも、追加で循環運転をすることにより濃度を元に戻すことが可能です。
しかし大掛かりな装置が多く、その分費用もワンパスタイプに比べると費用が高くなります。
時間がたっても炭酸濃度を元に戻すことが可能なので、温泉施設など、たくさんの人が利用する施設をメインに設置することが多いです。
自宅用炭酸泉装置にはたくさんの種類やデザイン、機能があります。
ぜひお気に入りの一つを見つけてみてくださいね。