【お風呂に入れない】アトピー症状で入浴できない方へおすすめしたい炭酸泉

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アトピー性皮膚炎の方に多い入浴の悩み

【お風呂に入れない】アトピー症状で入浴できない方へおすすめしたい炭酸泉

アトピー体質の方は入浴後に痒みを感じ、お風呂に入ることをためらったり嫌だなぁと思われる人が多いです。

とくに子どもは気持ちのコントロールができず、泣いてしまう子もいます。

ですが、入浴方法に少し気をつけたり工夫をすると痒みを抑えることも可能です。

間違った入浴をするとアトピー症状悪化の原因に。

ここでは気を付けたいポイントや炭酸泉入浴のメリットなど詳しく説明します。

アトピーの痒みは皮膚温度が上がることで増します

アトピー 子ども 痒み対策

入浴することにより身体が温まると同時に皮膚温度も上昇します。

皮膚温度が上昇することにより、皮膚内で痒みを誘発する物質が増えることから異常な痒みを感じてしまいます。

アトピー性皮膚炎など「温もると痒い」メカニズム解明

https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2012/20120712_1

アトピー症状が安定していないときや、どうしてもお湯に浸かるという行為が怖いという場合はシャワーだけで済ましても問題はありません。

ですが入浴という行為は身体の汚れを浮きやすくしたり、身体内の深部を温め免疫をUPさせるためには必要なことです。

お風呂上がりの痒みを抑える上手な入浴方法

【お風呂に入れない】アトピー症状で入浴できない方へおすすめしたい炭酸泉

お風呂に入るたびに痒くなる…お風呂に入ると傷にしみて痛い、とくに子どもは痒みを怖がり入浴自体を嫌う子が多く、親として悩みの一つではないでしょうか?

アトピー体質の場合は入浴しないほうがいいと思われるかもしれませんが、実はアトピー体質でも入浴することによるメリットはたくさんあります。

正しい方法で入浴すれば通常の痒みを抑えることも可能です。

入浴方法

入浴方法

【お湯の温度は38℃~40℃の少しぬるめ設定】

【お風呂に入れない】アトピー症状で入浴できない方へおすすめしたい炭酸泉

湯船に溜める湯温もシャワーの温度も、少しぬるく感じる温度で設定しましょう。

熱い温度は肌の必要な皮脂を落とし肌バリア機能の低下につながる他、42℃以上の温度になると痒みの原因となる《ヒスタミン》が現れ痒みを誘発し、さらに高温の湯温で乾燥した肌を掻いてしまうことで肌トラブルに繋がります。

【入浴時間は10~15分以内にして長湯は厳禁】

【お風呂に入れない】アトピー症状で入浴できない方へおすすめしたい炭酸泉

入浴することで一時的に肌の角質層が潤います。そのため入浴後すぐに保湿剤で肌を整えると痒みを抑えることが期待できます。

ですが長湯をしてしまうと肌の必要な皮脂や天然の保湿成分まで洗い流してしまうため、入浴時間は調整しましょう。

【なるべく毎日の入浴を習慣化】

【お風呂に入れない】アトピー症状で入浴できない方へおすすめしたい炭酸泉

アトピー性皮膚炎の悪化に《汚れ》が原因の場合があります。

アトピー体質の場合、あまり肌に刺激が加わらないようシャワーだけで済ましたり、濡れタオルで拭くだけという方が多いですが、やはりそれだけではなかなか汚れを落としにくいのが現状です。

とくに汗をかきやすい子どもは、汗により雑菌が繁殖しやすく外に出る機会も多いため、汚れが付きやすい環境がそろっています。

痒みが怖く嫌がることもあるかと思いますが、その日の肌状況と相談しつつ、できるだけ毎日入浴をし清潔を保つことおすすめします。

身体の洗い方にも工夫を

身体の洗い方にも工夫を

【見落としがちなシャワーの水圧】

【お風呂に入れない】アトピー症状で入浴できない方へおすすめしたい炭酸泉

シャワーの水圧を確認してみてください、大人にとっては特に水圧の刺激を感じなくとも、子どものデリケートな肌には刺激が強い可能性があります。

水圧が強いシャワーは痒みを誘発したり、傷ついた肌状態を悪化させる原因に。

シャワーヘッドの種類には水がミスト状で出たり、肌に優しい性質に変換できるものも存在します。

刺激が少なく肌に優しいシャワーヘッドに交換するのも、お風呂上がりの痒みを抑えるポイントです。

【ゴシゴシ厳禁、優しく肌を洗いましょう】

【お風呂に入れない】アトピー症状で入浴できない方へおすすめしたい炭酸泉

優しく洗うためには《泡》が必須。

泡立てネットなどを使用して、もこもこの泡を肌に転がすイメージで優しく洗いましょう。

また洗う時間にも注意、長時間洗い続けることも必要な皮脂や肌の保湿成分を洗い流してしまう原因です。

泡の洗い残しも痒みの誘発に繋がりますので、身体の上から(頭→顔→身体)の順番で洗うと洗い残しも少なく済みます。

お風呂上がりにも対策を

お風呂上がりにも対策を

【バスルームと脱衣所の温度差】

【お風呂に入れない】アトピー症状で入浴できない方へおすすめしたい炭酸泉

お風呂から上がった後は時間勝負!

肌が乾燥する前に保湿剤を塗ることが大切です。

そのために肌乾燥が進めないよう、バスルームと脱衣所の温度環境対策が必要になります。

バスルームと脱衣所の温度差があり、急に涼しい環境にすると一気に肌水分が蒸発し乾燥が進みます。

なるべく温度差を抑え湿度もバスルームと同じくらいになるよう設定する、もしくはバスルーム内で身体を拭き保湿、着替えるまでを一貫して行うことがポイントです。

【身体を拭くタオルは刺激が少ないもので】

【お風呂に入れない】アトピー症状で入浴できない方へおすすめしたい炭酸泉

ガーゼやコットンなど、肌への刺激が弱いタオルで優しく身体の水分をふき取ります。

この時ゴシゴシ拭くことは禁物。タオルで肌を覆い、上から優しくポンポンと拭き水分を吸収させましょう。

また家族が多いとタオルを使い回して使用する場合がありますが、なるべく洗い立てのふわふわしたタオルで拭いてあげましょう。

【なにより十分な保湿を行う】

【お風呂に入れない】アトピー症状で入浴できない方へおすすめしたい炭酸泉

お風呂上がりは10分ほどで肌の水分が蒸発してしまうため、できるだけ早く保湿剤を塗り肌を整えることが大切です。

少し肌が湿った状態で保湿剤を塗りましょう。

入浴したことで水分を吸収し柔らかくなった角質へ、薬や保湿剤を塗ることで、蒸発を防ぐほか薬成分の吸収力が上がります。

塗るときもなるべく擦らないよう、手のひらに保湿剤や薬を広げてからポンポンと押すように塗ることが大切です。

炭酸泉に入浴するとアトピーの痒みが治まる??

【お風呂に入れない】アトピー症状で入浴できない方へおすすめしたい炭酸泉

入浴を少しでも楽に・簡単に終わらせ、さらに痒みを抑えたり今後のアトピー改善に近づけるとしたらとても素晴らしいことですよね

炭酸泉はその効果から今じわじわとアトピーのホームケア方法として人気が出てきています。

炭酸泉がアトピーの痒みを抑える作用

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弱酸性の性質で肌トラブルを予防

炭酸泉は肌に優しい弱酸性の性質でアトピー性皮膚炎にお悩みの方でも安心して使用ができます。

通常のさら湯に比べて刺激も少なく、保湿力も高いことから肌乾燥を防ぐ効果もあります。

また、弱酸性の性質は抗菌機能もありトラブルを引き起こす菌の繁殖を抑制。

さらに弱酸性に保たれた肌は常在菌の数が安定し、肌バリア機能を強化。

外部刺激から肌を守り健康に保ちます。

アトピー性皮膚炎にお悩みの方には、入浴剤を使用して保湿や痒みを抑えたい方も中にはいらっやるかと思いますが、市販の入浴剤には香料や添加物が入っている場合が多く刺激が気になりますよね。

炭酸泉は基本的にお湯と二酸化炭素で作られているため余分なものは入っていません。

刺激も弱く保湿効果や肌バリア機能強化に優れた炭酸泉はアトピー性皮膚炎の方にとてもおすすめです。

二酸化炭素の細かな微粒子が汚れを除去

炭酸泉の中には二酸化炭素の細かな微粒子がたくさん含まれています。

そのため毛穴に入り込んだ汚れを除去し雑菌の繁殖を抑えます。

目には見えずらい花粉や黄砂はアトピー性皮膚炎の方にとって痒みを誘発させる外部刺激の要因です。

通常のお湯でももちろん汚れは落ちますが、毛穴にまで入りこんだ汚れはなかなか落としにくく、汚れが落ち切れていないと肌トラブルの悪化や痒みの原因に。

そのため炭酸泉を使用することで普段では落としきれない汚れを除去し雑菌繁殖を防ぐことから肌環境を守ることができます。

その日の肌の状況によって、シャンプーやボディーソープで身体を洗えないときも、炭酸泉があればある程度の汚れを落とすことができるのでとても便利です。

またこの汚れを落とす効果は、入浴だけでなく炭酸泉のシャワー使用でも効果を発揮しますので、お風呂に浸かるのはちょっと・・・という方でも安心して使用ができます。

アトピーの痒みを抑える炭酸泉の上手な入浴方法

効果的な入浴時間:約15分~30分

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炭酸泉は比較的長湯で使用し、ぬるめの温度でじわじわと温まることをおすすめしています。

アトピーの痒み誘発に長時間の入浴があてはまりますが、炭酸泉は泉質が弱酸性でアストリンゼン効果という肌の引き締め効果により、肌が保湿されやすいので比較的痒みも出にくく長湯が可能です。

炭酸泉の効果の感じ方は人それぞれですが、初めて使用した日から痒みが収まったという方もいれば、長期間使用して少しずつ痒みやアトピーの肌質が改善したという方まで様々です。

炭酸泉でアトピー性皮膚炎の根本的な改善が期待できます

【お風呂に入れない】アトピー症状で入浴できない方へおすすめしたい炭酸泉

個人差はありますが、炭酸泉を長期使用することで身体の中から根本的な体質改善を行うことでアトピー性皮膚炎の改善に期待できます。

とくに子どもは大人に比べて効果を感じやすく、早期の改善が期待できます。

理由として炭酸泉の最大の効果ともいえる血行促進効果があげられます。

1.炭酸泉の血行促進効果で基礎体温が向上し免疫力もUPする

【お風呂に入れない】アトピー症状で入浴できない方へおすすめしたい炭酸泉

アトピー性皮膚炎に悩む方で、基礎体温が低い方が多いことをご存知でしょうか?

なぜ多いのかまでの原因はわかりませんが、比較的基礎体温が低い方が多く、そのためアトピー性皮膚炎含めアレルギー反応を起こす確率も高い傾向です。

さら湯での入浴は一時的に体温は上がりますが炭酸泉に比べて低下しやすいため、いつものお風呂を炭酸泉に変えることで体温の保温効果はもちろん、免疫力UPと根本的に基礎体温を上げることをサポートできます。

炭酸泉に入浴すると血管が拡張し血流量が増えることから体温が1.2〜1.5度ほど上昇します。

また炭酸泉は回数を重ねて入浴すると、血管の拡張作用でストレッチ運動のような作用が働き、血管自体の柔軟性を高め根本的な血流改善に。

血管の柔軟性が高まることで、日常的生活内でも血液が流れやすい状態になることから基礎体温の向上が期待できます。

炭酸泉は基礎体温をUPさせ免疫力も向上し、内部から強い身体を作ることができます。

炭酸泉の血行促進効果で新陳代謝を促し、肌のターンオーバーが正常化

【お風呂に入れない】アトピー症状で入浴できない方へおすすめしたい炭酸泉

新陳代謝は体内で栄養を取り込んで利用、無駄なものは排出する人間が活動するための基本的なプロセスです。

血流が悪く基礎体温も低い場合、この新陳代謝の活動が弱まり身体に様々な支障をきたします。

炭酸泉を使用し血流が促進されると血管を通して酸素や栄養素が身体の隅々に届き、結果新陳代謝が向上します。

そのため細胞の修復や生成が行われることから肌のターンオーバーが正常に行われるようになります。

荒れてしまった肌や傷がついた肌を修復することができることから、アトピー性皮膚炎でトラブルを起こしている肌も、このターンオーバーにより元気で健康な肌へ生まれ変わることが可能です。

こちらの記事で炭酸泉の効果をさらに深堀りしています♪

アトピー 子ども 痒み対策 炭酸泉

アトピー性皮膚炎でお風呂に入りずらい、子どもが嫌がって入浴してくれない。

そんなお困りの方に炭酸泉はとてもおすすめです。

痒みを抑えるほか、長期使用すればアトピー性皮膚炎の根本改善も期待できるため一度試してみてはいかがでしょうか?

おすすめ炭酸泉装置を比較!

炭酸泉にご興味がある方は是非こちらの記事も併せてご参考ください♪

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