なんだか最近髪が傷んでる…
髪のハリ、コシがなくなってきた…
髪がよく抜ける…
それ、もしかしたら薄毛が進んでいるかもしれません。
今回は炭酸泉で脱毛や薄毛の原因について書いていきたいと思います。
そもそも何故髪は抜けるの
髪にはヘアサイクルというものがあり、健康な人でも1日約100本抜けているといわれています。
ヘアサイクルは平均5~6年とされており、髪が抜けた毛根から新しい髪を作ることを繰り返しています。
そのサイクルの中に「成長期」「退行期」「休止期」があります。
「成長期」は髪が作られる期間で約2~6年、全体の約90%に値します。
「退行期」は髪の成長がにぶくなり、止まるまでの期間で約2~3週間、全体の約1%
「休止期」新しい髪に押し上げられ、自然と髪が抜ける落ちる期間で約3~6カ月が平均とされています。これは全体の約10%です。
このバランスが正常な場合は髪が一気に抜けることはありません。
ですが、あることをきっかけにこのバランスが崩れてしまうと新しく髪を作ることができなかったり、いきなりたくさんの髪が抜けてしまいます。
また、髪には食事などで摂取した不要な成分(鉛など重金属や化学物質)を排出する役割もあります。
このように髪は抜けるものであり、私たちの健康を守る役割があります。
たくさん髪が抜ける原因
一気にたくさん髪が抜けるなど、異常な脱毛は健康面で何か問題が起きている場合が多くあります。
ストレス
過度なストレスが一気にかかると、一度は耳にしたことのある円形脱毛症になる場合があります。
ストレスを受けると、血管が縮小してしまい栄養が髪に届かなくなります。
役目を終わらせる前に弱った髪は抜けてしまいますので、ヘアサイクルと関係なく髪が一気に抜けてしまします。
睡眠不足
髪は成長ホルモンが出る22時から2時の間に成長するといわれています。
夜更かしや、夜間に動くことが多い方は成長ホルモンの分泌量が少なくなり、髪の成長が妨げられます。
ヘアサイクルの成長期を妨げられると髪の毛は増えていきません。
薄毛の原因に多いのはこの睡眠不足と加齢です。
また、浅い睡眠の場合もホルモンの分泌量は少なくなるため、質の良い睡眠をとることが必要です。
食生活の乱れ
ファーストフードや甘いものを多く食べていたり、野菜不足になると血液はドロドロになり流れにくくなります。
流れにくいということは、もちろん髪にも栄養が届きにくくなり、髪に与える栄養が少ない状態に陥ります
喫煙
百害あって一利なし、まさにその通りで、喫煙も髪の抜ける原因になります。
タバコに含まれるニコチンは、身体に摂取すると血管が縮小します。
また、タバコを吸うと体内のビタミンCが大量に消費されます。
このビタミンCはコラーゲンを作る際に必要な成分です。
コラーゲンが作られないと頭皮が硬くなっていきます。
頭皮が硬くなると言わずもがな、血流も悪くなり弱い髪の毛しか生まれてこなくなります。
どれか当てはまる原因はありましたか?
この他にも、病気が原因であったり加齢が原因の場合もあります。
ちょっと気になっている早い段階で、対策をしていきましょう。
次回は薄毛、脱毛対策方法について書いていこうと思います。